この秋から人生を変える！
お金の教養を身につけるための
おススメ本４選

日が暮れるのが少しずつ早くなってきて秋の気配を感じている人も多いのではないでしょうか。人それぞれに秋の楽しみがありますが、お金の教養を身につけるなら「読書の秋」がおススメ。今回はマネー初心者やもっとお金を増やしたいという人におススメの本を紹介します。
美味しいお茶でも飲みながら、ゆったりとした気持ちで本を読んでみてはいかがでしょうか？あなただけの読書時間を楽しんでくださいね。

美しく生きる女(ひと)のお金の作法

『美しく生きる女(ひと)のお金の作法：ささやかな26の習慣で、お金が貯まりだす』大竹のり子（著）ディスカヴァー・トゥエンティワン（2016年）

お金に困らない人生を歩むためには自分磨きやステップアップ、お金の教養が大切だとわかっているけど、普段忙しくてなかなか実行できないという働き女子も多いでしょう。

「朝起きたら、自分のためだけに美味しいお茶を淹れる」――日々の暮らしのなかで自分を大切にするフレーズで幕を開けるこの本。自分の生き方を大切にし、他人に気を配ることでマネー力が向上していくことを教えてくれています。

柔らかい語り口調が読んでいて心地良く、美味しいお茶を飲みながら秋の夜長を楽しめそうな一冊です。多忙などで気持ちにトゲを感じたときに本棚から出して読み返せば、トゲが抜けて生きる姿勢とお金の使い方を見直したくなりますよ。

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知らないと損する　池上彰のお金の学校

『知らないと損する　池上彰のお金の学校』池上彰（著）朝日新書（2011年）

節約を心がけたり、貯金に励んだり、お金の知識をつけたいけれど、なんとなく難しく感じてしまって受け付けない……そんなマネー初心者におススメなのがこの本です。銀行、保険、投資、税金など、日々の家計や将来への資産形成に向けて必要なお金に関する基本知識を初心者にわかりやすく丁寧に説明してくれています。

そもそもお金とは何かというお金の歴史話も面白いですが、金利やローン、サラリーマンと確定申告の話など、実生活で知っておけば役に立つ内容が盛りだくさんに詰まった一冊です。

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おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)

『おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)』高井浩章（著）インプレス（2018年）

どんなに簡単に書かれていても、やっぱりお金の本は苦手だし眠くなる……という人には軽く読める青春小説として秋の読書時間を楽しむのもおススメです。

現役経済記者が自身の娘たちに読ませたい一心で書いたという経済青春小説。小・中学生向けに「かせぐ、ぬすむ、もらう、かりる、ふやす」などの観点でお金を手に入れるための方法について書かれてるため、すでに働く大人女子には容易すぎる部分も多いかもしれません。それでも、リーマンショックや仮想通貨など、ニュースやメディアで見聞きするリアルな話題を豊富に取り上げ、わかりやすく解説しています。いまさら聞けないというようなこともこの本を読めばきっとわかるはず。

お金の増やし方や昨今の経済社会について、知識や興味の幅を広げるのに良さそうな一冊です。

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金持ち父さん　貧乏父さん

『金持ち父さん　貧乏父さん』ロバート・キヨサキ（著）筑摩書房（2000年）

読んだことはなくてもタイトルは知っているという人も多いでしょう。日本では2000年に発売され、世界的に大ヒットしたお金のベストセラー本です。

今なお、お金の哲学の基本書として世界中の人に読まれています。

高学歴だけど収入が不安定な「貧乏父さん」と、13歳で学校を中退したけど億万長者の「金持ち父さん」のお金や投資に対する価値観を対比させ、物語を展開させています。１つの会社に縛られる働き方からお金の稼ぎ方が変わろうとしている昨今。そんな、これからの社会を生きていく私たちにとって、投資などの不労所得の大切さや意義を説明しているこの本を読んで参考にしたい内容がいっぱいです。

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読んだ知識を実行して人生を変える！

本を読んでお金の教養が高まったら、ぜひあなたの生活や資産形成に活かしてみたいもの。得た知識をアウトプットすることで、お金との向き合い方や人生が変わっていくはずです。

人生を変えるとはいえ、大袈裟なことをする必要はありません。できることから毎日１つずつ、たとえば自分のために美味しいお茶を入れて飲むことで、コーヒーショップに行く回数を減らしてみたり、何度も繰り返し読みたい本以外は買うのではなく、図書館で借りてみたり。そんな毎日を繰り返すことで、細かな節約の積み重ねができ、お金をかけずに有効な時間を過ごすことが習慣化できていきます。

そしてお金との向き合い方が変わっていけば、実際に投資口座を開いてみたり、お金を増やすことのアクションを起せるようになれるはず。お金の知識を身につけて、美しく生きる女になってくださいね。