【幼児向け！年代別】梅雨を楽しむ！
雨の日におすすめな家族の過ごし方3選

暖かく過ごしやすい気候が過ぎるとやってくる梅雨の季節。ジメジメ、ムシムシした気候はなぜか気分もどんよりしますよね。雨が心配で外出しにくいこの季節、小さいお子さんを抱えているご家庭ではどのようにあり余った子どもの体力を消耗させようかも頭を抱える問題。梅雨の時期でもお子さんといっしょに楽しみながら過ごせる方法をお伝えします！

おすわり期～1歳児

おすわり期～1歳のお子さんがいるご家庭では、家にあるものが簡単に遊び道具に変身します！まだ言葉は話せないものの、物の動きや触った感触はお子さんの五感を刺激し、自然と笑顔を引き出すため親子のコミュニケーションが生まれます。

新聞紙破り

新聞紙をビリビリ破く音に最初は驚くかもしれませんが、破った爽快感は赤ちゃんも大好き。ママやパパもこの時はその爽快感をいっしょに楽しみましょう！破った新聞紙は頭の上からヒラヒラ降らせると、紙吹雪となりその景色に子どもは大喜びします。

袋に破った新聞紙を入れるとボールにもなるため、新聞紙破りに飽きてきたら違う遊びも楽しめます。ハイハイができる赤ちゃんだとボールを追いかける姿を見るのもカワイイですよね！新聞紙はインクがつくことがあるため、遊ぶ時は必ず大人が横につき、口に入れないことを見守り、遊んだら手を拭くか水で洗いましょう。

ハンカチ遊び

ハンカチを上からヒラヒラと舞わせると落ちてくるハンカチを取ろうとする動作を見せてくれます。大きめのハンカチの場合は、ママやパパがハンカチに隠れていないいないばあをしてあげると、出てくるママやパパの顔に赤ちゃんは満面の笑みを見せてくれますよ！

反対に赤ちゃんの名前を呼びながら「○○ちゃんどこだ？」と探すふりをしていると、探している大人の様子に赤ちゃんは大喜びします。見つけたあとは「良かった」としっかりハグしてあげるとさらに親子の絆が深まりますね。

2歳～3歳

2歳～3歳のお子さんがいるご家庭では、子どもが歩いたり走ったりもできるため、動きも活発になりお家で過ごすとなるといかに集中力を途切らせないかが課題になりますよね。指先も器用に動くようになっているため、昼食やおやつを作ることを手伝ってもらうことはいかがでしょうか。子どもの自立心発達にもつながり、お手伝い大好きな子どもの欲求を満たすこともできますよ！

ホットケーキ作り

ホットケーキミックスを使えば、たまごと牛乳を準備するだけ。たまごを割る、牛乳をはかる作業を任せるだけでも子どもは大喜びで達成させようとする意欲を発揮します。カラを入れないこと、牛乳をこぼさないことは子どもながらにしっかり理解しています。そんな真剣な表情を見られるのも親としてはうれしいですよね。

たまごのから割りや、牛乳を計測することを簡単にできてしまう子どもの場合は、生地作りも時間をかけて作ってみてはいかがでしょうか。1つのお菓子を作るにもいろいろな材料が混ざり合ってできていることを知るのは、子どもにとってとても大きな学びとなるはずです。

パン作り

パン作りやクッキー作りも子どもが夢中になれる要素が沢山です！生地を作る際の材料には何を使うかな？と質問しながら子どもに答えさせると記憶力の増加にもつながります。生地をこねる作業も子どもは大好き！「おいしくなーれ」と気持ちを込めて作っている姿にこちらが癒やされてしまいます。

パン作りでは生地を好きな形にできることも子どもは大満足です。あまりにも大きすぎたり、小さすぎたりしてもできた形を誉め、「でもこうしたら火がよく通るよ」とおいしくなることを伝えると案外素直に聞き入れてくれるものです。同じように型抜きクッキー作りも夢中になれますよ！

3歳～

イヤイヤ期も卒業し、コミュニケーションも沢山取れるようになる3歳以降はじっくり座って取り組む遊びも沢山できるようになっています。そんな中でも普段できないことをするのは、大人も子どもも楽しいものです。

段ボール工作

子どもの想像力ははかりしれません。けれどそれを現実化する能力はまだ低い位置にあります。段ボールやティッシュの空き箱など使って、子どもの能力を上げてあげましょう！3歳になるとハサミを使える子どももいるため、大人が必ず横につきそいながら、できるところは子ども自身にどんどんチャレンジさせてみましょう。

すると子どもの方から「ここはこんな風にしたい」と声があがるはずです。その時にすぐに完成させる訳ではなく、「こうしたらいいよ」とどうすればできるかの助言をしてあげると子どもは達成しようとチャレンジします。ぎこちない動きに手を出したくなってしまいますが、子どもの集中力が途切れない間は、親が根気強く見守ってあげましょう。段ボールに色紙を切って貼るデコレーションも楽しいですよ！

DVD鑑賞

3歳以降になるとじっと座っていられる時間も以前に比べ増えています。普段はお仕事や家事で忙しいママやパパも座って過ごせる時間を作るため、DVD鑑賞もおすすめです。近頃はインターネット回線を使って自宅にいながら映画を観ることができるサービスもあります。

絵本で読んだことがある物語が映画になっていたり、好きなキャラクターの映画も沢山あったりします。本とは違った刺激がお子さんの感性を養うことでしょう。映画を観たあとに感想を話し合うのもコミュニケーションが生まれ親子の絆が深まりますね。

外出ができない季節ですが、家でも楽しく過ごせる方法が見つかったでしょうか。たとえ雨で外出ができないとしても子どもはママやパパといっしょに過ごせることが何よりもうれしいはずです。雨だからこそできる家族の過ごし方をぜひ楽しんでみてください。