男性も外国人もお手本。上手に取り入れよう！
いろんな人のいろんな節約生活

節約術というと、まず自分の家計や生活を見て、できそうなことからと考えますが、ちょっと視点を変えてみましょう。例えば、男性、外国人、高齢者、子どもなど、自分と属性の違う人たちはどんな節約をしているのかを知って、いいものはどんどん取り入れていきましょう。

1．いろんな人のいろんな節約

男性の節約

男性は体力があることを活かしたり、シンプルに過ごしたり、知らないことは学ぶという形の節約が多いです。

自動車を保有していると年間維持費は70万円くらいと言われているので、それを手放すとかなりの節約になります。タバコも1日1箱吸うと年間で20万円近くかかります。健康リスクも考えると更にお金がかかるかもしれません。

会社で月次決算書を作ったり、営業収支を考えながら仕事をしたりしている人が多いので、それを家計に活かしている人も多いです。

＜具体例＞

＊自転車で通勤

＊酒・タバコはやらない

＊ブランド物は着ない

＊散髪は1,000円カット

＊電気のアンペア数を下げる

＊自分でお弁当を作る・飲み物は持参

＊特売日を狙う、クーポンを使う

＊金融リテラシーを高める、家計にも経営手法を導入

外国人の節約

在日外国人の場合は、生まれ育ったところの文化や生活習慣が基準になっているので、その習慣を活かすとか、食べ物は毎日のことなので、食費に関する節約が多いです。

その国独自の食べ物などは、日本にも輸入されているけれども輸入品は高いので、自国に帰った時にまとめ買いをしている方も多いようです。

＜具体例＞

＊外食して余ったものは持ち帰る

＊保存が効くお総菜をたくさん作り置きする

＊野菜・フルーツは冷凍物を買い、捨てる無駄をなくする

＊徒歩20分圏内は歩く

＊暖房は時間制限をする

＊ルームシェアで家賃をおさえる

＊自国に帰った時にまとめ買い

高齢者の節約

高齢者の場合は、子どもが独立して住居が空いたり、食が細くなって今まで通り食べられなくなるので「一回り小さく」を心がけたりと、公的なサービスを利用して安くおさえるものが多いようです。

食品はまとめ買いの方が安いと思われがちですが、余って腐らせて結局高くつくということもあるため、必要な分だけ買った方が安上がりなこともあります。

電気製品は古いものを大事に使っている方もいますが、新しい省エネタイプの方が電気代がかからないこともあります。買い替えのタイミングで考えてみましょう。

＜具体例＞

＊食品は必要以上に買いこまない。バラ買いする

＊冷蔵庫は一回り小さく・省エネタイプに買い替え

＊ご飯はまとめて炊いて冷凍保存

＊医療・介護の公的制度について勉強

＊市民講座を利用する

おひとり様の節約

おひとり様の場合は、一人であるメリットを活かすことと、一人だからやらなければいけない節約が主なものです。

一人であるからこそ、部屋全体を暖める必要もありませんし、商品を購入するときは家族の意見を聞くことなく一番安いもので済ませることもできます。

老後に備えるために、まずは貯金してしまうことは何よりも節約できる方法になります。そして、体調を整えておくことは医療費節約にもなりますし、老後対策にもなります。

＜具体例＞

＊暖房は部屋全体ではなく、ホットカーペットを使う

＊スーパーの値引き時間帯に買って、冷凍保存

＊まずは貯金してしまう

＊体調管理をしっかり

＊最安値商品を調べる

子どもの節約

子どもの節約は、「すぐできる」「簡単」な節約です。大きく分けると、自分でできることは自分でするということと、親に負担をかけないことの二つになりますが、特に自分でできることは大人も侮れないおすすめの方法です。

医療費がかからないようにケガをしないようにする、電話代がかからないように要件をまとめて話すというのは、子どもの教育にもなるいい方法です。

＜具体例＞

＊お菓子を食べ過ぎない

＊本は図書館で借りる

＊ケガをしない

＊おねだりしない

＊電話をするときはメモを取ってから

＊文房具・洋服はおさがり・最後まで使い切る

＊早めに寝て電気を消す

＊ゲームの時間を短くする

2．節約術を見つける時のポイント

いろんな人のアイディアを取り入れる

年収とか、職業とか、自分と似たような人の節約方法を探すのも取り組みやすいと思いますが、今回取り上げたように自分とは違う人がどんな節約を取り入れているのか覗いてみると、意外といいアイディアが転がっていたりします。さまざまな人のアイディアを調べてみましょう。

いろんなところから探す

きっちり書かれた節約記事を読むのも勉強になりますが、節約生活を実践されている方のブログ記事を読むのも参考になります。メディアもいろいろ広く覗いてみると新しい発見ができると思います。
（※本ページに記載されている情報は2019年10月13日時点のものです。）